今となってはあまり見掛けなくなってしまったCR-Xデルソルを大切に乗っているオーナーさんは、年に一度のペースで当社で愛車をステップアップさせている。
 そのステップアップメニューはいつも唐突で、お店に来て「カム入れたい」だとか「4連スロットルにしたい」や「ピストン入れたい」などの単純明快な一言。
 この要望に当社は、JUNのVTEC用T2カム(IN/EX)や戸田レーシング・スポーツインジェクションキット、戸田レーシング・ハイコンプピストンなどを使い応えてきた。
 そして今回のステップアップメニューのお題が「フルカウンターを入れたい」というビッグなお題。このお題に応えるべく当社が用意したメニューが次の通りだ。
 まず肝心なフルカウンタークランクは、クランクとコンロッド、ピストンがセットになったJUNカスタムKITを使う事で、排気量を1.8L化にスープアップする。大きく変わったブロックに合わせ、カムも新たにJUNのハイリフトカム300度に変更し、バルブリテーナーもチタン製をおごった。排気量アップによりマフラーもこれまでのモノでは容量不足なので、メイン60φ・出口115φのフルチタンマフラーをワンオフで製作した。この大幅な仕様変更に対し、セッティングは既に付いていたeマネージ・アルティメイトを使い、リセッティングを行う。
 まだエンジンが組み上がったばかりで全開走行は出来ないが、アイドリングのエキゾーストノートからして、どこか愛らしいイメージのあるデルソルのモノとは到底思えない雄々しいサウンドを奏でている。
このスポーツインジェクション+VTEC1.8Lのパフォーマンスは、ハイレスポンスでありながらトルクフルな仕上がりを追求した。当社でも早く全開走行させてみたい楽しみな一台だ。
 最後に、来年のお題は「エアロを付けたい」になるそうだ。
 
ブロックはJUNのカスタムKITを使う事で排気量は1.6Lから1.8Lへアップし、ヘッドはポート研磨を施しハイカムも組んだ。今回のステップアップによりNAエンジンとしてはフルチューンを施した事になる。再来年あたり「ターボ付けたい」か「2.2Lにしたい」なんて言い出したりして?。
 
セッティングはeマネージ・アルティメイトを使って現車セッティングを施した。当初は青いeマネージを使っていたが、チューニングのレベルに合わせセッティング幅の広いアルティメイトに途中で変更した。
4連スロットルのスポーツインジェクションKITは、見た目にもイケてるが、何より吸気音がカッコイイ!
デルソルらしからぬエキゾーストを奏でるマフラーは、ワンオフのフルチタン製。エンジンの仕様に合わせメインパイプは60φ、サイレンサーは出口115φを採用した。
 
  TUNING SPEC JUN CUSTOM KIT(1.8Lキット)、JUN ハイカム TypeT(IN:300°・10.9mm/EX:300°・10.0mm)、JUN チタンバルブリテーナー、TODA ヘッドガスケット、TODAレーシング スポーツインジェクションKIT、ワンオフ フルチタンマフラー、エキマニ、HKS TWIN POWER、TRUST オイルクーラー、RG 銅3層ラジエター、TRUST e-manage アルティメイト、HKS ハイパーMAXUダンパー、Defiメーター(水温、油温、油圧)、CUSCOクラッチ、プロジェクトμ ブレーキパッド、デルファイ ブレーキローター、インベックス インベーダーボンネット、USAヘッドライト、ユーロテール、etc